どうもnimoです。
今回のテーマは、「レイキ」です。
レイキヒーリングって一体何なんだろう?と不思議に思っているあなたには、ピッタリの内容となっています。
記事を読むと、レイキの存在を現実的に捉えられ、レイキによる悪循環を断つきっかけになり、エネルギーの送受信の不思議が解き明かされます。
自己診断に留まっていますが、私は発達障害の自閉症スペクトラム(アスペルガー症候群)です。ですから過集中が大得意な上に、感受性が豊かで、人が放つエネルギーにとても敏感で苦労してきました。その他の肩書きとしてはHSPでしょうか。
それはまるで漫画のSPY×FAMILYのアーニャのように、人混みで気持ち悪くなることも日常的です。そんな私が惹き寄せられたのがレイキでした。体に感じる刺激に魅了されました。遠隔で本当に流れて来るんですもの、びっくりしましたよ。
それからというもの夢中で「レイキとは何ぞや?」を追いかけてきました。そして2020年の1月の伝授から1年半でレイキは伝授不要だと結論付けました。何故なら生命エネルギーの実態が見つからなかったからです。
無いものを伝授しようがありません。そんなものにお金を取れるはずがないじゃないですか。マスターを目指して貪欲に突き詰めてきたレイキ。何とも言えない虚しさが込み上げましたが、生命エネルギーという概念をわたしは手放したのでした。
そして違う方法で似たようなことをもうやっている事に気づきました。だからもうそれに気付くだけ。伝授など要らないです。そのまま今のままで良いんです。もしレイキが気になる方がいらっしゃったら、一度立ち止まって、この記事を読みながら客観的に考えてみることをオススメします。
レイキがどういうものなのかを大まかに把握し、現在はレイキ信仰は卒業。客観的にレイキなどのエネルギーワークを傍観しています。そのうちエネルギーワークが何なのかを理解してきたので、現在では自分で作るようになっていきました。
お金が高すぎません?アホらしいです。
施術者によって効果も効いたり効かなかったり。
私は依存させて搾取するビジネス形態が断固好きではありません。怪しい怪しいと世間から敬遠されていき、純粋にエネルギーを愛好するものの居場所を奪うからです。ですから私自身は誰かに施す事は封印し、自分だけにするようになりました。
しかしながらレイキは自己受容の感覚を掴むには良いメソッドでした。教義的な教えも含まれていたんですね。ヒーラーが考え方が歪んでいたり、ポジティブでもネガティブでも凝り固まった自動思考では施術はできませんもの。
ではレイキを客観的に見ていきましょう!
私の考察を大公開します!!!
レイキ信仰を俯瞰する
ではレイキを客観的に見ていきましょう。
科学的根拠のないレイキ

まず…レイキが世間からどんなふうに思われているのかを見ていきたいと思います。
エネルギーなんて実際には目に見えなくてよく分からないのが実のところです。ある日大学の同期が出産したのでレイキをおすすめしてみたら、こんな事を言われた事がありました。

そういうのは遠慮しておく!!
ひょえー。厳しい一言っ!
めちゃくちゃ敬遠されて、当時わたしは分かってもらえなくて悔し涙を流したほどでした。
まぁ、しかし実際問題、、、怪しいというのが正直なところだと思います。多くの人は目に見えるものと、科学で実証されているものしか信じようとはしません。エビデンスですね。厚生労働省のサイトにもこう書いてあります。
レイキはいかなる健康上の目的においても、その有効性は明確に示されていません。レイキは疼痛、不安、うつ症状、などさまざまな症状についての研究がなされていますが、質の高いものがほとんどなく、結果に一貫性がありません。
厚生労働省 eJIM
そのようなエネルギーの存在を示す科学的根拠(エビデンス)はありません。
レイキで扱う生命エネルギーの科学的根拠はないようで、文献を探してみた時も、根拠の取れた実験は一つも見当たりませんでした。
わたし的根拠においても、エネルギーを受けるだけで治る人はたまたま良い条件が重なっただけという結論に至っています。
レイキエネルギーは世界各国で愛されている

日本ではそんなふうに怪しがれているレイキ。実はレイキで扱うエネルギーは世界各国で親しまれており、愛称もおのおの違うんです。
- ハワイではマナ(フラダンス)
- 中国では氣(気功など)
- インドではプラーナ(ヨガ)
- スピリチュアル界隈では生命エネルギー
世界の各地で開拓されてきたこの目に見えないエネルギーは、多くの人が魅了されてきました。
宇宙から万物に降り注ぐエネルギー
私はレイキマスターからこう教わりましたが、少し経つと本当に肉眼で見えるようになりました。空にキラキラと光の粒が舞い踊っているのです。「これが生命エネルギーか!」私はそう思ったのでした。
教義的意味合いが強い信仰療法

レイキ療法は、教義的意味合いが強い信仰療法であり、意識エネルギーの発信・受信を利用した霊術になります。
レイキは信仰療法です。信仰療法とは、信仰の力によって病を治していく事です。レイキの信仰療法とは、、、
- 脳みそを生命エネルギーというものがあるという暗示にかかった状態にします。(信仰)
- ヒーラーとクライアントとの間に絶対的な信頼関係を築きます。
- 教えを説いて心をほぐし、
- リラックスさせ体をほぐし、
- 本人の自然治癒力を引き出し、病を治します。
このような流れで、生命エネルギーがあると仮定して展開される、信仰療法になります。だからエネルギーの存在を示す科学的根拠がないのですね。
生命エネルギーの概念は自己受容などの精神の歪みを整えていく哲学になっている

レイキは信仰療法とお伝えしましたが、私の場合は生命エネルギーを深掘りすることで精神の歪みが整っていきました。それはまるで哲学のよう。認知の歪みや欠如を正し、目の前に映る世界の認識の仕方を正常化するきっかけになったのでした。
レイキで扱う生命エネルギーの概念は、非常に教義的意味合いが強く、宗教のように「教え」を体系化したものです。
物事の道理を理解して腹落ちさせて生きている人は、レイキで伝授する生命エネルギーを宿しています。
それは特にレイキに興味がない人でも、中庸で歪みが少ないリラックスしたエネルギーが体から発するのです。
そういう状態を信仰対象にしたものが「生命エネルギー」になります。
ですから教義的に説明するために作り出された「生命エネルギー」という信仰対象は、神様と同じで実際には存在しません。しかしながら信仰物として信じることで、本当にあると感じる事ができるようになっていきます。
このようなパターンはレイキだけの特別なものではなく、宗教はもちろん、スピリチュアル界にも多く存在しています。こんなにハイテクな現代でも、文化としても神様の存在は色濃く根付いています。
そこに物語化された設定や教義が乗っかっていく事で、精神のバランスを整えられます。気持ちが前向きになるよう導いたり、平和へ導く行動を誘導することができますね。心の安定を図ることで、人々は精気が湧き、イキイキと活動する事ができるようになっていくのですね。
臼井甕男さんの安心立命を紐解く

レイキを広めた臼井甕男さんは、精神向上を重要視しています。手当て以外にも「安心立命」の教えを説いています。レイキの最終到達地点だそうです。手当て(体)と安心立命(心)の教えもセットでレイキ療法なのですね。
個人的に彼が掲げる「安心立命」を紐解いていたら、最終的に「自己受容」の真髄にたどり着きました。
自己受容とは、ありのままの自分を理解して、無条件に受け入れる事です。
自分自身の長所短所も、得意不得意も、良い性質も悪い性質も、全てまるまる無条件に受け入れるということです。
安心立命とは、
レイキ講座マニュアル
天命に身を任せて心を動かさず、
いかなる時でも心が落ち着いており、
生死や利害に惑わされずに超然としていること
これは以前私が伝授を受けた際のマニュアルに掲載されていた安心立命の文言です。これを私の解釈に直してみたのでご覧ください。
【天命に身を任せて心を動かさず】
自己の性質を理解し、生まれ持った得意不得意、長所短所を熟知し受け入れ堂々と生きなさい。
【いかなる時でも心が落ち着いており】
すれば心の土台がぐらつかず、表面的な凹凸に押しつぶされる事はなくなり、心の平穏は保たれます。
【生死や利害に惑わされずに超然としていること】
そして、この世の理を理解しなさい。知識と行動の積み重ねにより、多面的に物事を捉えられるようになり、出来事に翻弄される事は無くなります。
本来同じ事をするにしても、Aにとってはプラスの要素で、Bにとってはマイナスの要素となってしまうという、絶対的な正解もなく、絶対的な正義もないのが物事の本質です。
ただ性質があるだけなんですね。ですから様々なあらゆる性質を理解して、臨機応変に対応していくしかありません。それは物事の道理にも言えることですし、自分自身に向けている眼差し(自己受容)に対しても言えることなのです。
本質的にはどんな行動・思考・状態・性質にも優劣はなく、善悪もありません。生命とはそういうものなのです。
もちろん拒絶するものがあっても良いし、ネガティブでいても良いのです。例えどんなに醜い心を晒そうが、嬉しくて涙しようが、心に傷を抱えていようが、不健康であろうが、ありのままでOKなんですね。
ありのままの自分に自信を持って堂々と生きていけば、絶大な安心安定の元で生きていくことが出来ます。
しかしながら個々の価値観や社会が目指すもの、人間という種にとっても「良し悪し」があるのが当たり前です。このままの現状に不満なのならば、変えられるものは変えていき、変えられないものを受け入れる強さを持つことで、人は幸せになっていきます。
こうなりたいと思うなら、これまでのやり方が間違っていたことを認め、正しいやり方を選択していくだけなんですね。(自己懐疑)
自己受容を身に付けると、失敗する自分を虐待することがなくなります。自分はダメな人間だからとジャッジする自分がいないのです。ですから自分を励ましながら、安心して自分に合ったやり方を探ることができます。
そういう事実を腑に落とし、自分の目的を達成する手段としてあらゆるものを選択できる様になる事で、動じない心が養われていきます。動じないとは、感情の起伏がないという事ではありません。心の土台が崩れない柔軟さがあると言うことです。
そういう意識レベルで発する心のエネルギー状態が、生命エネルギーの概念と同調しているんですね。
生命エネルギーの感覚で自己受容・他者受容の感覚を覚えられる
さて、先ほど私はこんなことを書きました。
物事の道理、世界の理を理解して腹落ちさせて生きている人は、レイキで伝授する生命エネルギーを宿しています。
それは特にレイキに興味がない人でも、中庸でブレのないリラックスしたエネルギーが体から発するのです。
そういう状態を信仰対象にしたものが「生命エネルギー」になります。
もし考え方に柔軟さが足りなくて普段困っていたり、自己否定で苦しんでいたり、いつも心に平穏を感じられない人は、この生命エネルギーはとても役立ちます。
自分で生命エネルギーを作り出せない状態の時は、誰かに同調させて貰うのが手っ取り早いです。レイキを施されている時の感覚は、とても安心して深いリラックスが促されますよね。

伝授・アチューメントとは、単にその感覚を覚えるだけなのです。頭では分からなくとも、自分に欠如したものは体はその感覚を欲しがります。その感覚を覚えようとすれば、伝授などの儀式をしなくても本来覚えられてしまうものです。
生命エネルギーの感覚を覚えていくと同時に、安心立命の教義を知識としてきちんと身につけ落とし込んでいくことでレイキを完全マスターすることができます。
ーちょっと私のエピソードを話しますね。
私がレイキに魅了された当初は、自己否定型のタイプでした。自己受容が全く出来ていなくて、自分の短所だけは完全に受け入れていましたが、長所を受け入れることが出来なかったんですよね。この40年「私は何もできない価値のない人間だ」と思っていましたので、四六時中心的ストレスを自分自身に与え続けていました。そのせいで自分一人の時も、安心を感じたことがありませんでした。
ですからレイキに出会った時、リラックスする事が刺激になり、病みつきになりました。わたし、リラックスした事がなかったんですよ。びっくりですよね。何かにつけて、「レイキ!レイキ!」と唱えてヒーリングばかりの毎日を送りました。
今となっては自分の長所短所・得意不得意、脳の性質を大まかにでも理解できるようになってきたので、自己受容ができるようになってきました。必然とアダルトチルドレンの状態が回復して、自分への虐待が終わり、心がリラックスした状態が多くなりました。すると、こんな事に気付いたんです。

おっ!この心に宿る絶対的な安心感は、レイキをしている時と同じ感覚だ!
先ほども言いましたが、自己受容の感覚って生命エネルギーの概念の感覚と同じなんです。レイキを施すと心身共にリラックスしますよね。このあらゆるものを受容した状態では心の土台に安心があるので、表面的に凸凹しても、「大丈夫、どうにかなる」という絶対的な安心感があるんですね。面白いんですけど、安心して怒って、安心して泣くことができるんです。
もちろん強迫観念も時たまやってきます。訳が分からなくなり周囲に迷惑をかけている自分に気付く事があります。でもそうやって一歩引いて自分を見つめることで、気持ちを受け入れられ、落ち着きが戻ってきます。
いつしか希死念慮が薄れ、失敗しても長くクヨクヨしなくなり、小さいながらも前を向いて歩んでいけるようになりました。はい、これが自然治癒力ですよね。
それと引き換えに、面白いようにレイキを必要としなくなりました。わざわざヒーリングをするのが面倒くなり、やりたくないんですよね。つまり、もう自分自身の中に生命エネルギーが宿っているから、レイキの必要がなくなったのですね。
私には心の土台にリラックスが必要だった為に、私がそれを願ったが故に、レイキに惹かれ、深い興味を持ったのだと思います。自分に対する認知が極端に歪んでいましたから。
上京して社会の荒波に揉まれ、自分を見失った人が実家に帰省したりします。それって父母の無償の愛に触れ、自分の存在を肯定し、エネルギーをチャージしているんですね。レイキをしてもらったのと何や変わりはありません。
私は実家がそんなに安らげる場所ではなかった為、レイキと出会ったのかも知れませんね。セルフヒーリングは沢山やりましたが、手当て療法に関しては全然興味が持てなかったのも、自己受容をメインに施したかったのだと思います。
レイキは自然治癒力をアップするためのエネルギーだと教えられます。しかしながら、生命エネルギーが自然治癒を引き出すのではなく、自然治癒に導く行動が、巧みに盛り込まれているだけなんですね。
科学的に考察
では、現代の考え方に寄り添って考えてみたいと思います。レイキはストレスが多いと流れにくいと言われています。簡単ではありますが、科学的に説明してみたいと思います。
セロトニン

この原理で説明すれば、現在自己否定がなくなりストレスが格段に減った私の体には、レイキが多く流れているという状況になっています。これ、心の状態をレイキになぞらえた比喩表現です。実は安心感を出す分泌物とシンクロしています。実際に私の回復する経緯を科学的に書き出してみると、、、
- 自己受容ができるようになったお陰で、自己否定から生み出されていたストレスホルモンのノルアドレナリンが減少しました。
- そして、幸せホルモンのセロトニンが分泌されました。
セロトニンは自律神経のバランスを整えてくれ、安心、安らぎを与えてくれました。
レイキはセロトニンか?と言われると、断言はできないのですが、感覚は一緒なんです。日光を浴びたり、適度な運動、深呼吸などでセロトニンが分泌されるのですが、生命エネルギーの別名プラーナに至っても、プラーナを取り込む行動と、セロトニンが分泌する行動の多くがシンクロしています。
レイキエネルギー=セロトニンが分泌される行動
こう考えるとあらゆるものがクリアに見えてきます。不調を客観的に眺められない事ってありますよね。忙し過ぎたり、睡眠不足、昼夜逆転とセロトニンの分泌が少ない時は頭が回転しにくい状態になっています。直観も働かず、冷静な判断が出来ません。そんな時レイキを施せば、心も体もリラックス。冷静さを取り戻すきっかけになります。
また手を置かれる事により、意識がそこに向きます。精神も体力も回復に向かうと冷静な判断力が戻り、次第に「あれがいけないかな?これが原因かな?」と自問自答していくようになるのです。
未病が治っていくのは、セロトニンが増えた事により、頭の回転が良くなり、今まで自分がインプットしてきた情報の中から的確にチョイスして行動をとれるようになった為です。
例えば…
足に炎症が起こっていれば、負荷をかけないようにし、冷やすなり温めるなりの判断をしていくでしょう。ぎっくり腰になったら、無理をせずに極力寝てみたり、湿布を貼ったり、動けるようになったら病院へ行くことでしょう。
本来未病は自分で治せる範囲です。長引かせないように知りうる範囲で最大のパフォーマンスを発揮できるようになるだけです。素人が自分で治せない大病や大怪我はレイキをしても治せません。病院へ行きましょう。
スキンシップ効果

さて、レイキの手当てで自然治癒をしていくというのは、先ほどこんな説明をしました。
手を置かれる事により、意識がそこに向きます。精神も体力も回復に向かうと冷静な判断力が戻り、次第に「あれがいけないかな?これが原因かな?」と自問自答していくようになるのです。
意識付けに加えて、スキンシップ効果というものが作用しています。
普段でもこんな事はありますよね。
- 辛い時に特定のあの人のそばにいると元気になれる
- 子供は不安になると母親に抱っこをせがむ
- 緊張している時に、誰かが肩に手を置いてくれたらリラックスできた
実は人と人とのスキンシップによりオキシトシンが分泌され、ストレス中枢を抑えると言われています。そのオキシトシンが増えると、セロトニンも増えるようです。
要はスキンシップでセロトニンが増えているという事になります。
実際に施術者側は喜怒哀楽を超えた「無」、ぼーっとした状態でレイキをしますので、そのエネルギー状態は伝染して、落ち着き、瞑想状態に陥ったり、深い眠りについてしまったり、とても心地良い空間を堪能する事ができます。ストレスから解放される瞬間ですね。
おまけ空気中のプラーナは、生命エネルギーではなさそう
次は息抜き、おまけのお話です。冒頭であげたように、生命エネルギーは世界各国でさまざまな呼び名で親しまれていますよね。
「マナ=プラーナ=レイキ=氣=生命エネルギー」
私はプラーナと呼ばれている空気中のキラキラを目視できると言いましたが、スピリチュアルの洗脳が解かれて、レイキ信仰も卒業した状態でも尚、キラキラと浮遊する光を確認できます。
プラーナは降るというよりも小さな範囲の中でゆらゆらとうごめいており、レイキヒーリングをしても体に入り込んでいく訳でもありません。空気中の何かを見ているのだなという感想です。
自分を疑い幻覚かとも考えましたが相変わらず見えるので、海でいうプランクトンの空バージョンとか、元素が光ってるとか、何か違う物質が見えていると考えています。
意識通信技術を利用した遠隔レイキ
ここからはちょっと視点を変えて、遠隔のエネルギーの送受信についての説明にはいります。
脳はアンテナの役割を果たしていて、時空を超えてエネルギーは届く

私はアスペルガー症候群で、HSPで、エンパスです。他に何か言い方があるか思いつきませんが、とにかくエネルギーに敏感なタイプの人間ということは確かです。普段から人の言動と本心の矛盾に気づいてしんどくなったりしがちなんですよね。
ですから人と人との間には脳がアンテナになり送受信するシステムがあると考えています。口でどう取り繕おうが、その人の発する感情や状態は嘘がつけないんですね。意識と意識が繋がることで送受信ができるようになります。

落ち着いて相手を意識をしたとき、遠く離れた場所にいる人の意識を感じる事が出来ます。感じるだけですので、何を思っているか?などは細かく読み取る事ができませんが、穏やかかどうかくらいの大まかなものであれば、何となく分かるものです。
みなさんも普段そうやって誰かを想って感じています。
気功もレイキも嘘だという人がいますが、この科学的に解明されてないシステムを人は持っている、私はそう確信しています。だって直接感じるのですから、遠隔ヒーリングは嘘ではありません。個人的にこれを意識通信技術と呼んでいます。テレパシーも同じことですが、これはお互いに自分の能力を認識して扱う技術が必要になってきます。
ただ一般的に大勢の人たちがそれを感じないのが現状で、ないものと化してしまっています。今ではオカルト的な扱いになっていますよね。
空間を超えて繋がる

そして生命エネルギーを流しているわけではなくて、そのヒーラーがその瞬間に放つエネルギーが施術じに届いています。施術者は自分の感情エネルギーから一旦離れ、個を無にします。それがパイプ役という表現になっているのですね。
私がマスター講座を受けた時、レイキマスターに伝授をするというテストがありました。遠隔伝授で、その距離は新幹線で移動する距離でした。
「とても良いクリアなエネルギーでした。合格です。」という感想を貰いました
- 自分の主観的なエネルギーを乗せない事が第一条件
- ぼーっとした状態は指向性がなく最もクリア
そういうエネルギーを発せられるようにコントロールできる自分になれれば、レイキは成功となるようです。
離れた場所でもAとBが互いに繋がる意志があれば、意識は繋がります。目の前にいなくとも相手を感じようとすれば、細かい感覚まで感じ取れるようになるんですね。
時間を超える

エネルギーは空間も超えるなら、時間も超えます。
朝の8時に21時に流れるようにレイキを設定するのも、コールインメソッドも同じです。
コールインメソッドは、あらかじめ私が設定しておいたレイキを、相手方が都合の良い時に受け取れるという、魔法のようなやり方です。
これは時間を超えてエネルギーを届けているという事になります。これは難しい事ではなく、頭の中っていうのは、結構何でも有りなんですよね。
そんな事と同じなのです。私がよくやる思い出し笑いや思い出し怒りは、過去にアクセスして感情を呼び起こしています。未来も良いビジョンが見えると、「今」の気持ちは上がりますし、逆も然りです。
エネルギーを受け取ると決めたら、過去からでも未来からでもそのエネルギーは「今この瞬間」に受け取れるんですね。何というか、、、説得力に欠けますが、私はそれが時間を超えるという事です。
ですからわざわざレイキを伝授して貰わなくても、レイキと似た効果を発する人や概念を知っていれば、そのエネルギーの恩恵を受ける事ができるのですね。
意識はエネルギーを注いだり受けたりするポインター

レイキを含むエネルギーワークで、私は意識の柔軟さがいかに大切かを学びました。
意識はそこに自分のエネルギーを注ぎ込んでいきます。
同調したいエネルギーと同調することだってできます。相手さえ拒まなければそれは受け取れるのです。
エネルギーの同調する場所を選べば、「今」のエネルギーを変えていく事ができます。
この世界は今この瞬間の積み重ねなのですが、前へ進むために感情を動かしています。過去の嫌な事にフォーカスしてばかりでも困りますし、未来ばかり見て突っ走ってばかりでも失うものは多いです。
レイキが霊術と言われているのは、架空の生命エネルギーを意図的に動かしていく事で、心身共に健康へ導くテクニックが詰まっているからです。
レイキ療法が気になる方への注意点

レイキ療法は、合う人合わない人がいると思います。どんなジャンルでもそうですが、思考を完全に委ねている依存的な人は何をやっても変わりません。
- 治してほしい!
- 助けてほしい!
最初こそそんな状態でレイキを始める人は多い事でしょう。どんなものだろうと好奇心でチャレンジする方もいる事でしょう。そんな方へ向けて注意点をいくつか挙げてみたいと思います。
実際問題健康に導く能力が低いヒーラーが多くいます。そこに悪循環が起こっています。施術はお金が高い傾向にありますから、搾取されないように気を付けて欲しいです。
施術者と世界観が合うかどうかは重要

レイキと言っても多種多様のレイキがあります。私が伝授してもらったのは新レイキ。聞いたことがあるのが直伝レイキ。他にもオリジナルをレイキと名乗っている人も多くいます。
私のレイキマスターは現在完全にスピリチュアルに傾倒しています。5次元思考がどうの、引き寄せがどうの、神様、スピリットアニマル、ハイヤーセルフなどと、空想の世界に住んでいます。
私は科学がベースだったので、説明されても訳が分からなくて混乱しました。色んな思想がありますので、自分が採用する世界観の元でレイキを選ぶ事をおすすめです。
レイキに同調し続けることについて

レイキに同調し続けようという試みも間違いです。喜怒哀楽、感情を動かしてこそ幸せホルモンセロトニンは分泌されていくんですね。
聖人君子のようになりたい
神々しいマスターになりたい
色んな思いはあるかと思いますが、意識的にレイキを四六時中自分にかけようとする行為は、自分を見失ってしまいます。
自然とレイキが宿った状態になるのと、無理矢理レイキと同調し続けようとするのでは訳が違います。エネルギーに飲み込まれないようにすることが大切です。
そういう事が説明できるマスターは信頼できると思います。自分の感情を放棄して現実を見つめられない人をぼちぼち見かけました。気を付けなくてはなりません。
さいごに

ヒーラーになると急に凄くなったように思ってしまう人もいます。実は私も勘違いをしたことがあるんですよ。
ある人は事故で病院に運ばれたご家族のヒーリングを頼まれて、生き返らせてしまったと自慢していました。思い込みも甚だしいと感じますが、その世界しか見えていない人は勘違いを起こします。
もしシャーマンがいるのなら、今の科学で解明されていないものを操れる知識の持ち主かと思います。しかしレイキももう100年。いい加減そろそろ科学である程度は説明出来るのではないでしょうか。
思考を整えている人は、この世界は至ってシンプルだと気付きます。
非現実的な世界が一体どういう世界なのかを知る必要があります。行き詰まったり、疑問・違和感を感じたのならば、レイキを俯瞰して考えてみて欲しいと願っています。
なかなか上手くまとめ上げることができませんでしたが、私の他にもレイキはないと結論付けた方がいらっしゃいまして、本も出版されています。私が読んだのが2021年の6月、似たような解釈をなさっていて、これでよかったんだなと思いました。
レイキを手放せレイキが現実的にどういうものか捉えられた時、新しい世界が見えてきます。
なんだ嘘だったのかとがっかりする必要は全くありません。そこで培った技術をステップアップして活かすことで人生は豊かになっていきます。
はっきりと言えば、世に蔓延るレイキ療法にはめちゃくちゃ否定的です。