ワンネスになった人のかなり冷静なワンネス考察

ワンネス

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どうも、nimoです。
今回はスピリチュアル界隈で言われている「ワンネス」の意識についてです。

実はわたし、この不思議な意識状態になったことがあります。これまでなぜワンネスが起こるか?を追いかけて考察してきましたので、それをまとめてみたいと思います。 

ワンネスが起こった瞬間

まずは私のワンネスエピソードを。

私が引き寄せの法則だのエックハルトトールだのと、スピリチュアルに足を突っ込んだばかりの頃に、その「ワンネス」は起こりました。

あれは休日でした。
私は家族と車で外出をしていました。
その帰り道、私は助手席で外の景色を眺めていたのですが、、、
なんと突然意識がシフトチェンジしたのです。

驚くことに、目の前にある景色、目に映る全てが自分になったのです。

土、草、道路、車、夫、子供たち、信号

空、鳥、雲、空気

その全てが「わたし」でした。

それは私が自分を鏡で見ているように、蚊に刺された腕を掻きながらその腕を自分以外の何者でもないと認識しているように、何もかもが自分自身だったのです。

スピリチュアル界で言われているように、その間わたしは極上の幸福に包まれ、胸のチャクラから愛が溢れ出し、ただただ全てが愛おしくありました。

普段大嫌いなあの人も
社会を震撼させたあの凶悪犯も
空に瞬く星たちも
ご飯粒ひとつひとつも
あらゆる情報も
文字も
踏み潰してしまった蟻も
生ゴミも
時間も過去も未来も
愛する我が子さえも

全てにおいて自と他の境界線が消え、そこには自分しか存在しない世界にシフトしたのでした。

その間、4時間。

その終わりは次第に幸福感がしぼみ、じわじわと現実が優位になっていくという感覚でした。すると徐々に自と他の境界線ができはじめました。そしてひとつひとつを個体として見ている、いつもの世界に戻っていったのでした。

その後数日間は、その出来事に興奮し、高揚感が続きました。

まるで夢を見ているようでした・・・
どうしてその意識状態になったのでしょうか?

当時はとにかくこの不思議体験に特別さを感じ、こんなふうに思いました。

「私って、選ばれし人間なんじゃ⁈」

「おいおいお前さんよっ!」今では失笑を誘う感想だなと思います。でもですね、一瞥体験って、そんな気持ちにさせてしまう程の威力があり、しばらくは自分が特別な人間だと思っていました。

考察

最初こそ自惚れたりしましたが、徐々に冷静に現実を見れるようになってきました。時間が経てば経つほどワンネスを超冷静に見ている自分が。

その過程を一つずつ書いていきたいと思います。

① 病気かもしれない?統合失調症のその先にある意識

ワンネスを経験してから3年以上が経過したころ、ふと頭によぎったものがありました。

nimo

ワンネスって病気かもしれない。

そう、病気の症状かなと思うようになったんです。

そういえば今から一年くらい前、夫にあの頃の自分について聞いてみたことを思い出しました。

nimo

私がスピリチュアルやってた頃、どんなふうに見えた?今とどう違う?

顔がぼーっとしてて、何を考えているのか分からなかった。

・・・思ってもない答えが返ってきました。自分的には悟りを開こうと一所懸命頑張ってた時期だったので、行動面ではアクティブでしたし、まあまあ良い感じだと思っていたんです。それがぼーっとしてただなんて。

でも言われてみると、確かに四六時中頭に気が昇っていて困っていたんですよね。それが嫌でエネルギーワークを身につけましたが、学べば学ぶほどスピリチュアルの架空の物語に引き込まれて、現実を蔑ろにしていたように思います。

そして同時期にはマルチ商法にも片足突っ込んでしまっていまして、、、。一年程お料理教室に通い、マルチの健康洗脳も若干受けてしまっていました。

さらに遡ってみると、スピリチュアルにハマる前は引きこもりを経験しました。その時私は妄想に悩まされていて、近所の人に嫌われていると感じていました。

こうやって書いてみると本当に色んな経験をしましたが、所々でせん妄や妄想が起こっています。統合失調症を匂わせる症状を起こしていますよね。

ですからこういった状態を踏まえ、ワンネスの意識というのは、統合失調症の症状にあたる、幻聴・幻視・幻臭・幻味・幻触を超えた『幻の意識』状態になってしまったのではないかと考えるようになりました。

② HSP×妄想が成せる技?

その次にHSPについて真面目に考えるようになっていったのですが、私はこんなふうに思うようになりました。

HSP・感覚過敏・共感力・アスペルガー症候群など、感受性豊かな人に対していくつもの名前がついていますよね。これ、私はどれもこれも一緒だと思っています。人それぞれ少しずつ状態が違うので、その区分けに誰かが勝手に付けていった名前です。

そういった刺激や感覚に敏感な人たちは、何かから「エネルギーをもらう」ことがあると思うのです。霊感で言ったら憑依と表現すると思うのですが、良い悪いに限らず誰かのエネルギーと共鳴してしまうってことありますよね。

当時を振り返ると、ひとつ普段と違うことがありました。数日前に崇拝していたスピリチュアル仲間にLINEでお話ししないかと誘われたのです。当時はスピリチュアル盲信中で、そのスピ仲間が完璧だと思ってしまい、一所懸命に彼女の持つ思想を覚えようとしたり、彼女のエッセンスを感覚的に捉えようと、その全てを受け入れようとしていました。ドキドキと興奮に包まれながら談笑したのを覚えています。

そしてその2、3日後にワンネスは起こりました。

彼女も私を救えると思い込んでいましたし、二人の間にパイプが出来てたのだと思います。そんな状態でしたので彼女の深層にある意識のエネルギーまでにも触れてしまい、彼女も体験したことのあるワンネスの意識と繋がってしまったのかもしれません。

そして私は事前にスピ界でワンネス思想をインプットしていましたから「この意識こそワンネスであり、人類最善の意識であるっ!」なんて思いこんでしまったんですよね。そして自分は選ばれし人間なんじゃないかと勘違いした訳です。

繋がる繋がらないは、本当のところはわかりません。単なる考察です。でもHSPとスピリチュアル妄想が成した技がワンネスなのじゃないかなと思いました。

③左脳停止

その後Twitterでたまたまこんな情報を知りました。
ジル・ボルト・テイラーという脳科学者が、脳卒中で左脳が停止したとき、ワンネスの意識になった事をTEDで話していました。

ジル・ボルト・テイラーのパワフルな洞察の発作 (ジル・ボルト・テイラー |TED2008)

これを見た時に、なーんだ。左脳停止だったのかと妙に納得しました。是非ご覧ください↑

私はバランスを崩し 壁にもたれました そして腕を見ると もはや自分の体の境界が 分からなくなっていることに気付きました 自分がどこから始まり どこで終わるのか その境界が分かりませんでした 腕の原子分子が 壁の原子分子と混じり合って 一緒になっているのです 唯一感じ取れるのは エネルギーだけでした

TED

この方は脳卒中でしたが、私はスピリチュアル界で完全に自分を見失っていました。当時は思考力が極限にまで低下してた事を自覚していたので、すんなりとこの洞察を受け入れられました。

動画の彼女は完全に高揚してスピリチュアル感が強くなってしまっていて、「この意識こそ正義」みたいな雰囲気が出てしまっているのが残念ですが(実際は言ってない)、私にも勘違いする程のインパクトはありました。そしてこの方は元々スピ信者ではないのにスピリチュアルのような思想に辿り着いているのが興味深いですね。

当時ワンネスをネットで調べた時に、出産時になった方もちらほらいました。出産は生命のイベント。特に自然分娩は思考で立ち回るというよりは、本能を全開にして流れに任せるしかありません。私のようにメンタル落ち完全他軸になって左脳停止状態にならなくても、経験できるチャンスなのかも知れませんね。

さいごに

色んな考察をしてきましたが、最後の左脳停止というのが濃厚な気がしますね。

以前どこかのサイトで右脳は先天的な脳、左脳は後天的な脳と読んだことがあります。もしそれが本当ならば…左脳が停止して、先天的・本能的な右脳が大部分を占めたのなら、生命や宇宙の大元を辿った先にある全ては一つ。全ては繋がっているという所に辿り着き、感覚的に間違いではなさそうだな〜なんて思ったりもします。

でもね、ワンネス体験をしたからってすごいわけではないですよね。
別にワンネスは悟りじゃないんだもの。
ただのレア体験。

右脳と左脳のバランスは大切ですよ。確かに左脳ばかり使っていても上手くいかなくなるし、だからといって右脳ばかり使っていても問題にぶち当たると思います。

多くの人がワンネスの意識を持てば…

  • 人間中心主義に陥らないで自然と共存する心が芽生える
  • 相手への思いやりを持てる…

など平和で愛の世界への一歩が踏み出せるのかなと思います。それを願うがばかりにスピリチュアルでは少々ワンネスが大袈裟な世界観、物語調で伝承されているのかなと思っています。

上手くまとめられなかったのですが、ワンネスについてはただの状態として捉えており、今のところこんな感じ考え方に落ち着きました。

 

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