【感コラム vol.21】思想や常識で物事を判断するのをやめた時のガラリと変わった感覚が忘れられない

感コラム

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春休みに入ってから、息が詰まって窒息しそうな毎日を送っています。一人時間が皆無なので、バランスを崩してスイカゲームに没頭したり、ルービックキューブを揃えられるようになったり、夜な夜なスマホいじって夜ふかしで取り持っています。

さて、そんな夜更かし中にふと思い出した過去の話をしたいと思います。

その時エックスにポストしたコレです。

何年経ってもあの時のことは忘れません。スピリチュアルを止めて、アダルトチルドレンが回復して、認知の歪みが整ってきたあの日のことです。

社会がどういう性質を持つのかを何となく分かった時、スピリチュアルで散々求めていた「自分軸」というものが分かった瞬間がありました。

わたしは以前定型発達などのマジョリティ軍団の考え方やり方を軸に構成されている「常識」を一所懸命にやり遂げようとして詰んでいたんですよね…でも上手くいかなくてどうしていいか分からなくなり、30代後半に行き場がなくなりスピリチュアルに傾倒してしまいました。

で、何と言いましょうかね…私は常識とプライベートを意図的に使い分けられる人間ではなくて、これまで常識は絶対的に守らなくてはならないものとして刷り込まれていたんですね。めちゃ単細胞ですよね。

ですから常識を死守することで自分の評価、価値が決まると考えていたようなのです。それすらよく分かっていなかったんですが、振り返ればそうだったんだと思います。

ですからあれやこれや頑張って考える基礎が固まった時に、軸となる部分の総入れ替えが起こったわけです。その瞬間に感じた感覚が今でも忘れられません。

絡まった糸が解けて目の前がパッと開けたんです。ガラガラガラと脳が音を立ててステージを変えたというか、ぐるっと180度脳みそが動いたというか、とにかく常識という呪縛から解かれた瞬間を体感したのでした。

ああこれがスピの神の采配やら創造主やらハイヤーセルフだったのかと、その確信は確固たるものとなりました。


しかし一つ混乱しました。

あれ?私今まで自分で考えて生きてこなかったの?

頭がバグりましたよ。あれ?あれれれ?

考えて日々を過ごしていたはずなのに、おかしいぞと。

そこで分かったのでした。主軸の考えと、表面的な考えは違うということに。

今日のご飯は何食べようかな?っていう選択は普段していましたが、それは表面的な自分主導の選択です。それとは別に軸になる考え方があるということに気づいたんです。

考え方の根幹が自分主導ではなく、私は常識という誰かの考えたうやむやなものであったんですね。こうすべき、ああすべきと、普通を基準にしている為、自分の意思は反映されていません。宗教と同じですよね。洗脳めいてます。どんなに表面的に自分が選択して行動しても、その選択すらベースにある常識が支配していますから、もろ多軸なわけです。

今になって分かったことは、常識は支配されるものではなく、管理していくもの。色んな人がいる社会である程度上手くやっていけるように、自らが取り仕切るものであると思います。でも私は40歳になるまでそれが上手くできなかったんですね。過剰に反応し過ぎて失敗も多かったです。それに加えてとても疲れていました。常に緊張し、気が抜けなくて胃潰瘍になったくらい。

認知の歪みがある程度整って物事の見方がガラリと変わった後は、アホらしくて切り捨てたり、打算的に繋がったり、押し付けがましい自分を抑えたり、社会不適合者の自分を守りながらもそれなりに無難に対応できるようになってきました。自分でどうするかを決めて自分で差し引きできるようになってきました。

ほんっとまだまだですが…一度社会から遠のいたので、そこから比べるとかなり進展したと思います。


あのガラリと変わった感覚は、死ぬまで忘れることはないでしょう。冗談抜きで覚醒したと思いました。

認知の歪みを自分なりに整えようとしてインプットとアウトプットを繰り返し、アダルトチルドレンが回復し、自分のことをあるがままに認められるようになった矢先の「あっそうか!!!!」。色んなことの辻褄が合いアハ体験が起こり、その爽快感というかスコッとモヤモヤが消えたというか、上手く表現ができないけれどその瞬間から脳内の感覚がガラリと変わったのです。

そこからです。第二のステージが始まりました。もう前に戻ることはありません。

それなりの躁鬱は誰にでもあることですが、もちろん暮らしの中でそういった波があるにしろ、自分を見守れる器が形成されたと思います。そこには安心感があって、辛くても大丈夫と思えたり、嬉しくてもぬか喜びしない自分がいたり、バランスを考えて行動を選択している自分がいます。

でもね、自分は特性持ちなので上手くいかないことも多いですが、それでもその中でどうやっていくかを冷静に考えられる自分がいてくれることで、自分の中に自分の居場所を感じられています。

前に書いた虚無も共存していますが、断然前より良いです。とても楽なんです。自分で自分を振り回さないってこんなに楽だったんですね。もっと早く知りたかったよ。

ということでね、そのガラリと脳内が入れ替わった感覚を書き留めておきたくて書いてみました。もう感動というか興奮というか、聞こえない音が聞こえたような、脳で何かがくるっと動いたような、とにかくガラリと脳内が変わった瞬間を忘れられないってお話でした。

 

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