どうも、nimoです。
今回は洗濯洗剤の忘備録です。
我が家は以前は合成洗剤を使用していましたが、ちょっとしたエコ意識から「セスキ炭酸ナトリウム」というものを洗剤として使い始め、3年ほどが経過しました。
今回のこちらの記事では、
セスキ炭酸ナトリウムでの洗濯は、どのような様子で行われているのか?
が眺められます。
Contents
セスキ炭酸ナトリウムについて
まずはセスキ炭酸ナトリウムとはどんなものか?簡単に説明したいと思います。
アルカリ性で、主にタンパク質を分解する洗浄剤。別名セスキ炭酸ソーダ、アルカリウォッシュとも呼ばれて親しまれてますよね。
- 重曹よりもアルカリ度が高い
- 水に溶けやすい
- タンパク質を分解する
以上の3点が主な性質になります。
我が家での使い方
使い方は粉洗剤と同じように使います。
- 付け置きしません
- 粉は粉洗剤の投入口に直接入れます
- すすぎ一回
使う量はネット調べで、以下の容量になります。
水 15L:セスキ 大さじ1
我が家の10キロの洗濯機では、一回分の水が64リットルと示すことが多いので、大さじ擦りきり4杯を使用しています。
私が大雑把な性格なもので、目測で測っていた時期があるのですが、量が多くて洗濯物がキシキシしていました。現在はきちんと軽量スプーンで擦り切っていますが、ちょうどいい様に思います。
価格
次に気になる料金についてです。
我が家ではAmazonで25キロを大量仕入れをしています。
どんぶり勘定ですが、大量仕入れをした上で、家族5人分を月々1000円以下に抑えられています。
初めて買った仕入れ値は25kg 6652円(税別)です。
現在は24kg 7190円(税込)です。
個人的な所感。メリット・デメリット
簡単ではありますが、セスキ炭酸ナトリウムでの洗濯の所感をまとめました。
メリット
- 洗濯槽にカビが生えない。
- 生乾きが激減。全くない訳ではないが部屋干しが快適。
- 洗濯機のぬめぬめが糸くずポケットくらい。常にサッパリ。
- 通販なので買い物に行かなくて楽。
- 経血や鼻血は付け置きのみで簡単キレイ。
デメリット
- 靴下、ジャージなどの泥汚れは落ちない。石鹸と洗濯板で手洗いが必要。
- 量が多いと生地が傷むように感じる。計量はしっかりと。
- 25キロは重すぎて運ぶのに困難。室内引きずって運んでいる。
- 洗濯槽掃除をサボると結晶化してこびりつく。洗濯槽そうじは結晶との戦い
- アルカリ度が高いので、子供には触らせていない。
- 仕入れ値が多少変動。
洗濯槽そうじについて
サボるとヤバい結晶

まず、10ヶ月以上洗濯槽そうじをサボるとこうなります。
このグレーの汚れが結晶です。
この時はどう掃除して良いのかも分からない状態だったので、テキトーに72Lの水に酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)をどばどばと850g入れて、50度くらいのお湯でつけ置き掃除をしました。
そしたら結晶が大量に取れる取れる。これは15㎝×15㎝のハンドタオルですが、この3倍以上の量の結晶が取れました。
クエン酸で洗濯槽そうじ
こんなことがあると、流石にトラウマになります。思い出してセスキを購入した時の袋に書いてある注意書きを読み直してみました。するとすつあこんな大切なことが書いてありました。

セスキ炭酸ソーダで長期間洗濯を続けると、洗濯槽に白い結晶が付着することがあります。定期的にクエン酸で洗濯槽を掃除してください。
販売元 NICHIGA(ニチガ)
やっぱり結晶でした。
線が引いてあるので、購入した当初に読んだのですね。すっかり忘れていました(笑)自分のおばか加減に失笑(^_^;)
セスキ炭酸ナトリウム(アルカリ剤)でお洗濯している洗濯槽は、クエン酸(酸性)で中和して定期的に掃除するんだそうですよ!
セスキ炭酸ナトリウムはアルカリ剤
だからその結晶もアルカリ性
前回も前々回も、掃除は過炭酸ナトリウム(アルカリ剤)を使いました。『アルカリ×アルカリ』じゃ中和されません!まちがった掃除をしてしまいました。ではなぜ1度目の掃除でがばがば取れたのでしょう?きっと簡単にこぼれ落ちるくらい結晶が溜まっていたのでしょうね。
クエン酸で洗濯槽掃除という事で「やり方は分からないけど、多分つけ置き‼︎」という事で、翌日100円均一でクエン酸を買ってきました。
商品の裏書きにはこう書いてありました。
水:クエン酸
200ml:5g(小さじ1)
これでつけ置きすればいいんじゃない?と思い、計算してみましたが、最大72Lの洗濯槽には1.8kgが必要。ちょっと量が多すぎますよね。
酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)での掃除は72Lに対して850g。50度くらいのお湯でつけ置き掃除でした。とりあえず分量が合っているかいないかはさて置き、210gの小袋を5個買ったので、全投入することにしました。
- 水 72L:クエン酸 1050g
- 43度のお湯
- 1時間半の付け置き
- 酸性度が高いので、付け置きは1〜2時間
- 塩素系漂白剤と絶対に混ぜない!
洗濯機の底にこびりついた結晶は、歯ブラシで少し擦っただけでこのように綺麗になりました。



ジャリジャリしていた糸くずポケットは買い直そうとしていたくらいでしたが、ものの見事にツルツル新品のように蘇りました。
こびりついた結晶が見事に中和されたと思いませんか⁈
びっくりするほどキレイになりました。
カビなんて蓋のパッキンくらいなもので、どこもかしこもピカピカになりました。5年目の洗濯機とは思えないピカピカさ!
付け置き中に素手を突っ込んでみたら、手がピリピリしました。もう少し濃度は薄くて良いかなと思い、2回目は500gで水でつけ置きしてみました。
結果はイマイチ。
水よりぬるま湯の方がクエン酸が溶けやすく、汚れが落ちやすくなるので43℃程度のお湯は必須かと思います。クエン酸の量はいまいち確定できませんでしたが、洗濯機の容量によって必要量は違ってきますよね。
最初の水72Lで1050gはやはり多い気がするので、次回はお湯とクエン酸500gでトライしたいと思います。
はい!ということで、先日お湯とクエン酸500gで掃除しました。
45度の72Lのお湯で500gのクエン酸で1時間つけ置き。
結果は概ね綺麗になりましたが、なんて言うんでしょう…ちょっと物足りない感じ。
我が家の洗濯機では、72L、42〜45度くらいのお湯、クエン酸750gが妥当なのかなって思いました。
さいごに
セスキ炭酸ナトリウムの洗濯、まだまだ試行錯誤ですが、ようやく掃除の仕方もわかってきて続けていく自信がつきました。
我が家は浄化槽なのですが、今のところ浄化槽の不具合の報告はありません。もちろんまだ洗濯機の不具合もありませんが…最後に重大なデメリットを一つ。
クエン酸は酸性なので金属を錆びさせる性質を持っている為、クエン酸での洗濯槽掃除を推奨していないメーカーもあるようです。うちの洗濯機は正直よく分かりません!もしこの記事を見てトライしてみようと思った方は、自己責任でよろしくお願いします。
私なりのエコ活動です。上手く継続できるようにもう少し頑張ってみたいと思います。
白い結晶⁉︎うちはグレーですけと問題ないよねっ⁈
・・・まぁ、いっか。