どうもnimoです。
今回は日陰の裏庭に小さな1.4坪の畑を作ってからの3年をまとめてみました。
あれは2021年の春のこと。
当時は三女がまだ1歳。畑を借りると言っても中々難しい状況に落胆している中、ふと庭をみたら土地を持て余していることに気付きました。
「そうか、庭に畑を作ってもいいんだ。」
そこから私の家庭菜園物語が始まりました。今期は3年目。下手の横好きでいろんなものを植えてみている最中です。この庭と私と家族に合う野菜&やり方を模索中です。
これが私の小規模ながらも「生ごみ→堆肥→家庭菜園→食べる」という循環を目指す第一歩となりました。
Contents
にも家の庭
2017年頃まではミニマリスト絶頂期でして、植えていた木も邪魔くさくて抜いてしまい、庭には何にも置いていませんでした。すっからかんのすってんてん。
そんな庭も現在では様々な観点を持ったことで変貌を遂げ、まぁまぁ、けっこう、ノスタルジックな良い風合いになってきました。
日影の庭に1.4坪畑を作る
今年の2021年の5月だったでしょうか。梅雨に入る前に、小さな畑を作ることを決意しました。
その広さは1.4坪ほど。
動線を優先したので、余計に日が当たらない畑になってしまいましたが、今のところ後悔することは特にありません。
南側の家の地面のレベルが高くてですね、我が家の庭に雨水が溜まりやすいようで、コンクリートブロックで土留をして、盛土で畑を作りました。セメントにも挑戦して、作業は非常に楽しいものとなりました。
硬盤層と呼ばれる40センチ位掘った底の部分はスコップが入らないほどに硬く苦労しました。しかし家族全員に手伝ってもらって、どうにかこうにか畑をつくることができました。
その当時は『無肥料無農薬栽培・自然農』を掲げて一所懸命に土づくりをしました。しかし元々ある住宅用の土の質が悪くてですね、ネズミ色した酸欠状態のグライ土ばかり。小石も多く、冷たい印象でした。
とりあえず天地返しをして、待つ日々。なかなか雑草も生えてくれず、その間なかなか捗らない勉強と、大量の小石を拾う私。ようやく植えても、簡単なはずのミニトマトも一つもならず、ポカンとする毎日でした。
その一方で日当たりの良い場所に置いたプランターのミニトマトは、上手にはいきませんでしたが、幾つかは収穫できまして、その差を感じたものでした。
2021年、初めての家庭菜!
いくらくらいだったでしょうか。プランターも購入したりと、3万円くらいはお金を投入したと思います。それだけかけたのだから、絶対に失敗にはしたくはない!どうにか我が家なりのスタイルを確立したいと思いました。
生産者意識を持って、豊かさを運べるようになるまでは諦めないと決めました。
自分が楽しく無理せずやれることを考えよう
そして秋がやって来て、また新たな決意をしました。
目指していた自然農、無肥料栽培をやめることにしました。無農薬だけはどうにか頑張りたい!
そう、私は土ができるのを待てなかったんですね。そして庭の日当たり条件が悪すぎることを理解しました。日光が当たらなきゃどうにもなりません。土が軌道に乗るまでに数年かかると言われている自然農を諦め、シフト転換を図りました。
それからはちょっと足りなかった腐葉土やくん炭などを投入したり、鶏糞を買ってきたりと、色々とあれこれ確かめる日々に突入しました。
大きなこだわりを捨てたら、自由さが増し、どんどん進めるようになりました。
2022年、2年目の夏は少し成長!
昨年の夏は、少しは成長しました!
トマトは肥料に失敗したせいか、梅雨戻りで日照不足のせいか、ツルボケしてしまいましたが、前の年よりは育って実がなっているー!
隠れていますが、シソとインゲン、ニラ、あさつき、イタリアンパセリなども植えています。順調とは言い難いですが、去年よりはいいじゃないかー!
できる範囲でよくここまでやったな。褒めてやりました。
2023年、3年目の夏は?
今年はハイポネックスを使っています。やっぱりちょっとツルボケ気味ですが、それなりに育っていますよ〜!
画像右側には簡易的なビニールハウスも作りました。やり方に翻弄されてやってきましたが、どうにかこうにか自分なりの家庭菜園が始まったなと感じています。
もちろん失敗も多く、ネギが溶け始めてきました。ニラもネギアブラムシにやられてしまいました。初心者なので上手く対策できずに日々勉強です。
でも自分で育てた作物はうまいっ!
美味すぎてかわいいっ!
大切に食べたいって気持ちがより一層育ちますね(^^)
子供たちの食育になっている
ネギは味噌汁にもってこいで、庭から新鮮なものをさっと収穫できる喜びはハンパないですね。しかも無農薬*\(^o^)/*
子供たちもハサミでチョッキンとネギやニラを切りたがります。そうやって自分で収穫したものは、なんだかんだで食べてくれるんですよね。こういう事が食育というものなのかな?なんて感じていて、食べるとはどういう事か?生きるとはどういう事か?を体感していくのかなと感じています。
一昨年梨の種を植えて、今年の春に発芽しました。住宅地なので植木鉢で育てることになりますが、実がなるまで育つものなのかは想像がつきませんが、育てるのが楽しみです。
その様子を見てか、子供たちは昨年はさくらんぼの種を植えました。先日は食べ終わったモモの種も植えたいと言われ、子供も生命が循環する感覚が芽生えてきたように思いました。
いつしか無関心だった夫も、育っていく姿を観賞するようになりました。いつだか名古屋駅前の花壇に許可なく自主的に野菜を植えた方がいて問題になっていましたが、道ゆく人たちが育っていく姿に癒しを感じていた理由が垣間見えました。
自分で育てたら何倍も癒しになりますね。
これから
3年目の裏庭家庭菜園は、自然農だなんだのと情熱を注いでいた頃とは打って変わって、すっかりリラックスしてやっています。試行錯誤で私なりの家庭菜園が出来たら良いなと思います。
現在42さい。人生あと40年です。予定では10年で家庭菜園を軌道に乗せて、できる時が来たら畑を借り、残り30年はのらりくらりと趣味と実益と運動を兼ねてやっていきたいと思っています。
途中軌道修正はしましたし、これからもするでしょうけど、まだまだ始まって3年のプロジェクトですから今を楽しんでやっていきたいと思います。まだまだやりたいことがてんこ盛りです。
石の上にも3年。少しは形になってきて素直にうれしいな。
無農薬で野菜を作ってみたい!
突然農への情熱が降ってわいてきました。