どうも、オーラ師の日最藍です。
最近ね、新しいフラッシュバックがやってきたんですよ。
ひとつ終わるとひとつ始まり、フラッシュバックのない平穏な脳内でいられることが少ないのが、私の日常です。
今回はですね、フラッシュバックに慣れ過ぎた自称プロとして、やっぱりフラッシュバックってそんなに悪いものでもないんですよというお話をしたいと思います。
注意してほしいのは、これは私の考え方であり一般的ではありませんのでね、全部を間に受けないで、そんな一面もあるかもねくらいに聞いてもらいたいと思います。
Contents
フラッシュバックをフラッシュバックと認識できなかった自分

フラッシュバックは昔からありました。
嫌な出来事がですね、突然脳内でパーっと再生されるという現象が。
それも日に何度も。
何年も同じ映像が続いたりするんです。
これ PTSDですよね。CMのコミカルな曲が突然脳内再生されるような、あんな感じで、意図せずにそれはやってきます。
苦しい気持ちにはなるんですが、そんなの昔からあり過ぎて、それがフラッシュバックだなんて知りませんでした。PTSDだのなんだのと裁判沙汰になっている人を他人事としてニュースで眺めていました。
自分がフラッシュバック当事者だと気付いたのは39歳の時でした。「これがフラッシュバックっていうのかー知らんかった。」っていうのが感想。知ったはいいけれど確信は持てなくて、なんだかとっても苦しいけど、ずっと一緒だし、すごく困るって程のものでもないものでした。
最近の新しいフラッシュバックエピソード

実は最近も新しいフラッシュバックがやってきました。
3女の幼児教室で一緒だったママさんに、半年ぶりに会ったんです。私はすっとぼけてしまって、違う人と間違えてしまって失言してしまったんですね。そしたら大勢の前でとても大きな声で嫌味を言われてしまいました。ごめんごめんと謝ってその場は収まりましたが、大抵の人は私に悪意がないのがわかるのですっとぼけを冗談で返してくれるんですけど、彼女は攻撃で返してきたんですね。ママ界隈で攻撃された事なんてなかったので、面食らってフラッシュバックになってしまいました。
そもそも自分がすっとぼけたのがいけないので、反省はもちろんしました。自分の変えられない性質が周囲にどんな影響を及ぼしているかを再確認して、気を付けようと思いました。
でもね、私に悪意があるないを感じ取るセンスがないのと、非常に被害妄想が強い人間であることには変わりありません。あと2年はたまに顔を合わせる人なので、どうにかやり繰りしなくてはなりません。素直に自分と相性が悪いんだと捉えて、対処法を考えていくしかありませんよね。
例え相手に嫌われても、相性が悪くても、露骨に避けたりして戦わず、それなりにやる覚悟をもち、どこまでのコミュニケーションをとり、素を絶対に出さないように天気の話しかしない…など、自分なりに建設的に取り決めをして、淡々と実践していくしかないように思っています。
私のフラッシュバックが消える時

相手の存在を尊重する心を忘れず、でも自分を優先して尊重し、相手の行動を批判しつつ上手に立つ。同じ土俵に立たない。私の場合はそうすることで、フラッシュバックが自然と消えていくんですよね。
これ、単なる乗り越えるってやつです。
海で溺れた人が、海に入れなくなるのは、海の知識と技術がない為だと思います。その穴を埋めれば、次第に乗り越えられていくはずです。
自分が対応できない現象を教えてくれているだけ。
やりたいという気持ちと、知識と技術が見合ってないよということ。
今のお前にはそいつは危ないから危険だ、離れろ。そのままではお前死ぬぞと。
パトランプがぐるぐる回って警戒しろと教えてくれているんですね。
以前人格否定をしてくるモラ小児科医爺さんがいて、私はいちいちその人の言葉に傷ついたことがありました。医者側が患者に聞きたい情報を上手く聞き出す技量がなくて、上手く話せない私をいちいち否定したんですよね。それがフラッシュバックになったんですけど、モラハラに対しての知識をつけ、弱点を知ったら無くなくなったんですよね。たまに思い出しても苦しくなく「ふんっ、クソ野郎が!」って思えるほどまでになり、ただの思い出になりました。
過去に起こったフラッシュバックの殆どは同じでした。フラッシュバックになった出来事に対応できるよう、知識をつけて対策を考えられるようになると、フラッシュバックは消えていったんです。あとは環境ですかね。もう二度と会わない状況になると、忘れていきました。
もちろんこれは私の話であり、全体の一部の話であるので、全ての人がそうだとは言えません。もちろんフラッシュバックが消える違う理由もあるでしょう。
よく時間が解決してくれると言いますが、その時間を過ごしている間に知識と技術をつけているというのはあるかと思います。
フラッシュバックが消えるのを体験したことがある人は、その原因も考えてみると面白いかもしれません。起こる原因もあれば、消える原因もあるのですから。
フラッシュバックは守ってくれている

基本フラッシュバックは肉体を守る現象だと思っています。大変主観的な見解です。
化学の実験では、薬品を間違えたり方法や順番を間違えると、大爆発なんてことも起こるかと思いますが、人間関係も同じなんですよね。性質の違い、性格の相性、コミュニケーションの方法が悪ければ大失敗を起こします。もちろん危険を伴うスポーツやレジャーも同じです。
肉体が怖い辛いと思うことにより、命を守っている。
だから辛い時はそのままその危険から離れておけばいいのです。
ちょっと元気が出てきて、どうしてそうなってしまったのかを考える余裕が出来たなら、一つ一つ整理して、切るものは切り、環境を変え、学ぶものは学び、強くなっていけばいいのかなと思います。
さいごに
自分に起こっている現象を認識するって、結構大変ですよね。幼い頃からのものなら当たり前化してしまっているので特に。対極のものと比べてようやく違いが分かるので、気付かないままの事も多いかと思います。
名前がついていることに気付けると、その先に進めたりして、人生ってほんと気付きが大切なんだなと思います。自分のアレがフラッシュバックだと気付いたから書けたこの投稿なので、心底そう感じます。
今回はフラッシュバックを無下に嫌がらなかった私の個人的な話ですが、いかがでしたか。
別にこの考え方って無理矢理ポジティブにしている訳ではないんですよ。どんな物事にもメリットデメリットがあるのならば、フラッシュバックにも良いところがあるはずだよなぁ〜なんて考えていたら気付いたことでした。
ポジティブというよりは、馴染む考え方だなと思っています。ウイルスと戦っているから風邪ひいて熱が出ることと一緒ですね。自分を守ってくれる相棒みたいな現象だと気付いたら、なんかうれしい気分にもなりますね。まぁ、どちらも辛いですけど。
PTSDが人より多くて、疲れることが多いのは私だけじゃないはず。自分どんだけ社会不適合なんだと思うけれど、社会も変化していますし、人よりたくさんの情報を感受して知識に結びつけるのは楽しいものです。
時々生きているのがバカらしくなって、消えてしまいたいと投げやりになる時もありますけど、なんだかんだ生きることを選んで今日も生きています。
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